八ヶ岳ガイドのYATSUトレッククラブ

登山初心者のための
ガイド登山・トレッキング

茅野市運動公園のアズマイチゲ


茅野市運動公園のアズマイチゲ

茅野市運動公園でアズマイチゲが咲いています。
ちょっと公園内を歩いていると、白い花が咲いています。アズマイチゲです。アズマイチゲは諏訪周辺では標高の低いところでも見られ、市街地などでも咲いています。ここ運動公園でも見ることができます。
キクザキイチゲに似ていますが、葉の形が違いますし、葉がだらーんと垂れていることが多いです。
アズマイチゲも春一番に他の植物が出てくる前にいち早く咲く「スプリングエフェメラル」の一つです。スプリングエフェメラルは、春花を咲かせ、夏までは葉があり光合成をして球根などに栄養を蓄え、その後は葉が枯れ、地下の球根のみで翌年の春まで過ごす植物のことです。まさしく「春の妖精」のような可憐な花を着けるものが多いですね。

Pocket

ザゼンソウの里公園


諏訪市のザゼンソウの里公園でザゼンソウを見てきました。

ザゼンソウの里公園のザゼンソウ

ザゼンソウはピークを過ぎた感じでした

木道があり、湿地を一周まわることができます。
色が悪くなっってきたものが多くなり、ピークは過ぎたようです。でも、よく見て行くとまだ見頃のものを見つけることができますよ。
ザゼンソウはサトイモ科に属し、ミズバショウと同じ仲間です。ミズバショウはわりとあちこちで見られますが、ザゼンソウはそれに比べると見られる場所も少なめかもしれません。色も地味なのでどうもミズバショウの方が人気のようですね。

この地域では他に守屋山のザゼンソウが有名です。田中澄江著の「花の百名山」でもこの守屋山のザゼンソウが取り上げられています。ただ、近年はだんぶん減ってしまいました。ザゼンソウはイノシシの大好物でけっこう食べられてしまったようです。守屋山はザゼンソウの里公園より時期は少し後なので来週ぐらいいいかもしれませんね。

Pocket

キバナノアマナを見つけました


キバナノアマナ

辰野でキバナノアマナを見つけました。
黄色の花が見えたのでなんだろうと思って近づくとキバナノアマナでした。花の少ない時期なので、このような鮮やかな色の花は目立ちます。諏訪近辺では5月頃白い花のホソバノアマナを見ることが多いです。まだまだ花の数は少なめですが、一つ一つ咲く花が増えてます。
ちなみに八ヶ岳ではこの仲間のチシマアマナという花を見ることができます。細い茎の上に大き目の花をつけるので、風に揺れていることが多く、写真撮影が大変な印象が強いです。

Pocket

みどり湖のミズバショウが見頃です


みどり湖のミズバショウ

みどり湖のミズバショウが見頃を迎えています。
みどり湖のすぐ横にあるミズバショウ園では、たくさんのミズバショウが咲き、見頃です。もともと愛好家の方が植えたのがきっかけで、今は水芭蕉の会の方が整備、保護をされているそうです。ミズバショウ祭りは4/19(土)、20(日)に行われる予定で、甘酒のサービスなどがあります。
平日でしたが、何人かの人でにぎわっていました。園内ではカタクリやキクザキイチゲも咲いています。

みどり湖ミズバショウのアップ

Pocket

キクザキイチゲ


茅野市縄文考古館の周辺でキクザキイチゲが咲き始めました。

キクザキイチゲ(白花)

キクザキイチゲが咲き始めました。

キクザキイチゲはキンポウゲ科の花です。キンポウゲ科の花の特徴として、太陽の光が当たらないと花が開かないということが挙げられます。曇りや雨の日とか、天気がよい日でも午前中の早い時間は閉じていたり、あまり開いていないことがあります。この日は天気がよくお昼近くだったのでいい具合に開いていました。

また、他にアズマイチゲ、ヒメイチゲ、ハクサンイチゲといった花にもイチゲとつけられています。この「イチゲ」は漢字では「一華」と書き、一本の茎に一つの花を咲かせるという意味で使われています。

キクザキイチゲ(青花)

青色の花もあります。

青色の花は清楚ですね。
周辺ではザゼンソウ、ミズバショウ、フクジュソウ、マンサクなどの花も見ることができました。春らしくなってきました。

Pocket