日向山 雁ヶ原からの景色に感動
- 2015年03月19日
- その他の山, スタッフSのつぶやき
こんにちは、スタッフSです。
2月の下旬にガイドと『日向山(ひなたやま)』に行ってきました。
私は初めて聞く名前の山でした。
山の名前から、なだらかでおしゃべりしていたらいつの間にか頂上、という山のイメージを持ちましたが、
現実は、長いコースをひたすらに登る、お山でした(^▽^;)
尾白川渓谷駐車場に車を置き、出発です。
車で矢立石駐車場まで上がり、矢立石登山口から登ることもできます。
雪道ではなくて、落ち葉を踏みしめて歩くなんて、とても久しぶりでした。
雑木林の中を50分ぐらい登りますと、林道にでました。
ここまでは傾斜の緩い坂でしたので、順調に登ることが出来ました。
ペースはいつもガイドが考えてくれますので、私はガイドの後ろを歩くだけです。
毎回、登りはじめの時は、ペースが少し遅いような気がします。
もし自分だけで登っていましたら、出だしに調子に乗って速いペースで歩いてしまっていると思います、
そして、すぐにバテてしまって余計に時間がかかることになるのでしょうね。。。
私の体力と疲れ具合を感じ取って、ペースを考えてくれているのがありがたいです(#^.^#)
林道を進みますと矢立石登山口に合流します、
ここから雪が一気に多くなりました。
登山道は樹林に阻まれて、ほぼ眺望はありませんが、
たまに木立の切れ間から、鳳凰三山や富士山を見ることが出来ます。
登山道の傾斜が少しきつくなってきます。
足元の雪は踏まれてツルツルなところもあって、滑ってバランスを崩しながらの登りです、
そして、この登りが延々と続くのでした。
道が折れても折れても、また同じ景色が続くという、気持ち的にも疲れました。
疲れて足を進めるだけで精一杯になってきた頃、「これが最後の登りだ」とガイドの声がしました、
木々の向こうに広がる空が、ゴールテープのようでした。
最後の頑張りで登り切りますと、
予想だにしなかった大パノラマの展望が目に飛び込んできて、自然と歓声をあげていました!
樹林を抜けた先は大地がなくなり、遠く開けた景色が目の前に広がっているんです!!!
八ヶ岳連峰の長い裾野と麓の街がジオラマのように見渡せます。
ここは『雁ヶ原』と呼ばれている場所です、
この『雁ヶ原』は花崗岩が風化してできた白い砂地と奇岩が有名な場所です。
この時期は砂地が雪に覆い隠されて、あまりよく分からないのが残念でしたが、
急傾斜で落ちていく砂地の斜面には積雪がなく、砂地の雰囲気を感じることが出来ました。
自分にとって『日向山』の登りは、とっても長かったです。
危険な個所はありませんでしたの、ただひたすら登った!という印象ですが、
最後に待っている『雁ヶ原』の景色は、『日向山』を大好きな山にしました。
そして、登りつづけ登り切ったという「頑張った自分」は、少しの自信になりました。
雪のない時期の、白い砂地が煌めく『雁ヶ原』を見てみたくなりました、
その時は、途中の「矢立石登山口」から登る短めコースにしようかな、なんて思ったりしています(#^.^#)
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