八ヶ岳 花の季節
- 2021年06月18日
- 硫黄岳, 赤岳・横岳・阿弥陀岳
硫黄岳、横岳に行ってきました。
北沢を登っていきます。川沿いの道が気持ちいいです。
ハリブキ。トゲのある葉が特徴的で、ガイド中に見つけるとお客様に説明することが多い植物です。花を見ることができるのはこの時期だけです。
コケが魅力なシラビソの森。
森林限界を越え赤岩の頭に到着。これ以降はしばらく眺めのよい稜線歩きが続きます。
キバナシャクナゲ。
硫黄岳から横岳を目指します。
硫黄岳山荘を過ぎたあたりで硫黄岳を振り返る。
台座の頭から見る横岳。
チョウノスケソウ。咲き始めのきれいな花を見ることができてよかったです。
横岳稜線と赤岳。
オヤマノエンドウ。白や黄色が中心の花の中に赤、青、紫系の色が入るととても華やかになります。この時期であればこのオヤマノエンドウ、もう少しするとミヤマシオガマや ウルップソウ、夏真っ盛りの頃にはイブキジャコウソウやチシマギキョウがそんな役割を担ってくれていると思っています。
レンゲイワヤナギ。渋い花ですね。
クモマナズナ。
ツクモグサもまだ多く見られます。
ミヤマハタザオ。
チシマアマナ。今、稜線上で多い花の一つです。風に揺られ写真が撮りにくい花の代表ですが、ここは風のない斜面でいい具合に撮れました。
赤岳が近くなりました。登りたいところですが、この日は地蔵の頭から下山開始です。
八ヶ岳の花は5月下旬から8月下旬頃までがシーズン。
その中でもいい時期が6月中旬~8月初旬です。大部分は梅雨時期と重なってしまいますが、私は一年の中でこの時期が一番好きです。
花を楽しむには雨覚悟となってしまいますね。
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