11月のプランの掲載、雪山シーズンについて
- 2024年10月01日
- YATSUトレッククラブ, お知らせ
YATSUトレッククラブの上田です。いつも当クラブをご利用いただき、また関心を持っていただきありがとうございます。
(1)11月のプラン掲載のお知らせ
遅くなっていましたが、11月のプランを掲載しました。プラン詳細は順次掲載していきますのでご検討いただけますと幸いです。これでグリーンシーズンのプランはすべて掲載済です(一部検討中のプランもありますが)。
八ヶ岳では例年10月中旬に初雪があります。降ってもとけを繰り返し、11月中旬~下旬頃にはだんだんと根雪になっていきます。10月、11月の八ヶ岳ではタイミング的に雪が降ったり、うっすら程度積雪、積もった雪がとけ凍結していることがあります。これを前提にガイドプランへの参加、プライベート企画のご検討をお願いいたします。
奥秩父でもおそよ同様です。11月は雪があることを前提にご検討いただければと思います。その他、守屋山、日向山、茅ヶ岳、乾徳山は11月も雪はないという想定ですが、冷え込む日には雪が降ることもありえます。
この時期、積雪、凍結が予想される場合には軽アイゼンよりチェーンアイゼンの方が有効な場合が多いです。もし、お申込みいただき積雪・凍結が想定される場合にはチェーンアイゼンの携帯をお願いする場合があります。お持ちでない場合はレンタルもありますのでご相談ください。
(2)10月のガイドプラン追加について
10/18、19は旅行会社のツアーのガイドを予定していましたが不催行となっていしまいました。そのためこの日にガイドプランを追加しました。
日が近いですが、もしご希望に合う内容でご都合が合うようでしたら、ぜひ検討いただけますと幸いです。
(3)雪山シーズンに向けて
11月まではグリーンシーズンのガイドを実施した後、11月下旬~12月中旬はお休みをいただきます。そして12月中旬以降雪山シーズンのガイドを開始します。
2024-25雪山シーズンも昨シーズンと同じようなプランを計画していく予定です。雪山にチャレンジしてみたいという方も多いと思いますが、チャレンジにあたっては注意していただきたい点があります。
・雪のない時期に標高の高い山を経験しておいてください
これまで低山のみの登山経験しかないのに、雪山の八ヶ岳へチャレンジしたいという方も中にはいらっしゃいます。八ヶ岳のような標高の高い山では高山病が起きる可能性があります。ただ、高山病が起きるかどうかは実際に高い山に登ってみないとわかりません。
始めて登る標高の高い山が雪山で、そこで高山病になってしまった場合、思ったように行動できなくなると非常に危険です。必ず雪のない時期に標高の高い山(2,000m~2,500m目安)に一度は登っていただき、高山病の症状など出ないか確認しておいてください。
・夏山(無積雪期)の経験を十分に積んでください
まれに、夏山(雪のない時期)の経験がほとんどないのに、雪山にチャレンジしたいという方がいらっしゃいます。雪山が初めてという方には、夏山の装備を流用するようなアドバイスをしていますが、夏山の装備も揃っていないという方もいます。
夏の装備を一通りそろえていただき、低山でもいいので、何度か登山を楽しんでから雪山に挑戦されるようにしてください。そして上記のように一度は標高の高い山を経験しておいてください。
夏の山小屋泊を経験していないのに、冬の山小屋泊にチャレンジすることも同様です。冬の山小屋では洗面の水が使えないなど制約がある場合もありハードルが高くなります。夏の山小屋泊を経験していないと不安が大きくなってしまいます。
夏山でもだんだんとステップアップしていきますが、夏山の経験があってこその雪山チャレンジです。まだ、準備可能ですので、ご自身のチャレンジに合わせて準備を進めていただければと思います。