八ヶ岳の北横岳にいってきました。
雪や曇りなどすっきりしない天気が続いていましたが、久しぶりのよい天気となりました。
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅からすぐの坪庭に入ったすぐの展望台より。南アルプスがよく見えています。
いつも風が強いことが多い坪庭ですが、この日は風はほとんどなくゆっくり景色を見ることができました。

北横岳の登りにて景色が開けたところ。坪庭が眼下に広がり縞枯山や南八ヶ岳方面の山々が見えます。
上から見ると坪庭も真っ白になってきました。実際ごろごろした岩もだいぶん雪に埋もれてきています。

北横岳の登り。まわりの木の様子もよく気持ちのよいところです。
お客様、しばし写真撮影です。

同じ場所から逆方向(歩いてきた方向)を見るとこんな感じです。

北横岳ヒュッテの前です。

北横岳山頂直下。これを登りきると山頂です。

北横岳南峰からの南八ヶ岳方面の展望です。

北峰からは蓼科山が大きく見えます。後には真っ白な北アルプスがくっきりと見えています。
他に中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、浅間山もきれいに見えていましたよ。

北峰山頂の樹氷。樹にびっしりと雪がつき、大きくなっています。

この日は日差しがあり本当に暖かく感じました。風がほとんどなかったので山頂でものんびり景色を堪能できました。
暖かいといっても北横岳ヒュッテでは-6度です。風がなく日差しがあるのはありがたいことです。
八ヶ岳の縞枯山にいってました。
この日は北横岳の予定だったので坪庭に出てみたところ、かなりの低温と強風でした。お客様はすぐに手足が冷たくなり、坪庭を通過するのに体温が奪われそうな状況だったので、引き返し縞枯山に変更することにしました。
縞枯山へは坪庭を通らずに行けるので風が強い日でも大丈夫です。ただ、縞枯山荘付近はやや開けていて風が強いため少し辛抱です。
雨池峠から少し縞枯山方面に入るとこの景色です。

直線的な登りが続く縞枯山の登り。それほど踏まれてなくさらさらの雪の上を歩きます。

縞枯山山頂です。風が強くすぐに下りましたが、樹氷の感じなどよかったです。

なにかモノクロ写真のようですね。雪山で天気が悪いとこのような写真になってしまいます。もう少し見たままの雰囲気が出せるといいのですが。
天気は悪かったですが、北八ヶ岳らしい景観を楽しんでいただけたようです。
八ヶ岳の北横岳にいってきました。
ロープウェイ山頂駅から外に出るとこのような景色が広がります。わくわくしますね。

坪庭から見たロープウェイ山頂駅付近。後に見えているのは中央アルプス。

これから登る北横岳。坪庭のごろごろした岩もだいぶん雪に埋まりました。

北横岳への登山道。樹に雪がたくさん付いてきました。いかにも北八ヶ岳らしい景観です。

青い空に白い木の枝が映えます。

坪庭を見渡せるところ。正面は縞枯山です。

山頂が近くなると木の高さもやや低くなり、空が見え明るい登山道になります。

北横岳山頂に到着。南峰から南八ヶ岳方面の展望です。

南峰と北峰の間の稜線。

北横岳北峰から見た蓼科山。

積雪は50cm程でしょうか。入山者が多いので登山道はよく踏まれていますが、さらさらの雪で気持ちがいいです。
坪庭は積もった雪が風に飛ばされトレースを隠します。場所によっては20~30cm沈むところがあります。
八子ヶ峰に行ってきました。
八子ヶ峰は八ヶ岳と霧ヶ峰の間に位置する山で、1,800mほどの標高で短時間で登ることができるわりにはすごく展望のよい山です。そんな八子ヶ峰も積雪は50cm程となり雪山を楽しめる時期になりました。
八子ヶ峰の登山口となるすずらん峠です。すずらん峠は蓼科山への登山口でもありますが、道をはさんだ向かいから八子ヶ峰に登ります。八子ヶ峰側にも駐車スペースはあるのですが除雪はされていませんでした。

登山口から入ってすぐのあたり樹林帯の様子です。雪が増えていい感じになってきました。

木がまばらになり少し開けたところです。

この日は少し雪が舞う天気。蓼科山や南八ヶ岳の山々は雲に覆われていましたが、北横岳から茶臼山はときおり見ることができました。蓼科山や北横岳への距離が近いのが八子ヶ峰ならではです。

ヒュッテアルビレオが見えてきました。

ヒュッテアルビレオ横にある景色のよいところへ移動中。ひざより少し上あたりの積雪です。雪はさらさらなので深くてもそれほど大変じゃないです。

広い八子ヶ峰東峰山頂。

スノーシューはもう少し雪が増えてからの方が楽しめると思います(下の雪がしまっていないので、岩にあたったり、笹がからまったりします)。
すずらん峠の仮設トイレが撤去されているのでご注意ください。
日本赤十字の救急員養成講習を受けてきました。
一週間前に基礎講習を受講したのに続いての受講。雪山シーズンインしたところで土日2日間がつぶれてしまうのはもったいない気がしますが、安全を第一に考えるガイド活動をするためには重要なことです。
教本を見ながらの説明はありますが、中心は実技講習です。今回は救急員ということなので、主に怪我の対応が中心になります。止血方法や三角巾を使った手当、搬送の方法などを勉強しました。
赤十字の救急員講習は今回で2度目ですが、これの大変なところは筆記、実技のテストがあること。いくつになってもテストというのは緊張します。無事終了し、少し気が楽になりました。
ただ、受けたら終わりということではなく、大事なのはこれからどう活かしていけるかということです。
講習ではAEDや担架があったり、まわりに助けてくれる人がいる環境でした。山の中ではまわりに誰もいない、連絡もできないというようなことも十分あり得ます。
山というフィールドの中でどこまで応急手当、対応ができるのか。正しい判断と行動ができるよう、日々準備しておきたいと認識を新たにしました。