八ヶ岳ガイドのYATSUトレッククラブ

登山初心者のための
ガイド登山・トレッキング

八ヶ岳 縞枯山 雪たっぷりです


八ヶ岳縞枯山の雪

八ヶ岳 縞枯山からの下り。雪たっぷりです。

八ヶ岳の縞枯山・茶臼山にいってきました。
2月には雪は降っていたものの、強い風によって木々の雪は飛ばされ緑が目立っていました。3月の1日から2日にかけて、および5日に降った雪のおかげで八ヶ岳の雪はぐんと増え、木々も真っ白に覆われました。

4日の時点では縞枯山山頂の道標は20cmほど出ていましたが、8日の時点ではすっかり雪に埋もれていました。縞枯山と茶臼山の鞍部から五辻に下る道は降雪後は不明瞭になるため注意が必要です。この日もスノーシューの跡がありましたが、それをたどってよいのかどうかよくわからない感じでした。途中から本来の夏道のルートを下りましたが、踏み跡はなく、さらさらの雪のラッセルでした。下りだったので楽でしたが、登りではけっこう疲れると思います。
久しぶりに北八ヶ岳らしい景観を楽しみながらの登山となりました。

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入笠山スノーシュー


入笠山でスノーシュー

入笠山の登り。振り返ると八ヶ岳が見える。

入笠山でスノーシューを楽しみました。
ゴンドラ山頂駅でスノーシューをつけ、ウォーキングスタート。山頂入笠湿原内に広い雪原に出ると、すごい景色だねぇと感動された様子。日本海側の雪が多いところにお住まいで日頃から雪には接していらっしゃるのですが、なにより入笠山のさらさらな雪に感動されたようでした。
その後入笠山の登りに入りましたが、これ以上登るとひざが心配ということで途中で引き返すことになりました。下りでは特にスノーシューが滑るとかそんなこともなくあっという間に下ってきました。ふかふかなところを歩くことも体験していただき、とても気持ち良さそうでした。また、天候にも恵まれ八ヶ岳をはじめ霧ヶ峰、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山の展望を楽しんでいただくことができました。

お客様はご年配の方ですが、スノーシューをぜひやってみたいと楽しみにしていらっしゃいました。新たなことに挑戦されるのは本当にすばらしいことですし、そんなお手伝いをさせていただくことができ大変光栄です。

入笠湿原の様子

雪原となった入笠湿原。雪はさらさら。

上は入笠湿原の様子です。例年、入笠山の雪山登山、スノーシューは3月中旬頃までとしていますが、今年は雪も多く、雪質も良いのでもう少し先まで楽しめるかなと思っています。

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八ヶ岳 縞枯山にて雪山講習


八ヶ岳縞枯山

縞枯山展望台から見た縞枯山

八ヶ岳の縞枯山周辺にて雪山講習を行いました。
本格的に雪山を始めたいというお客様のご希望で雪山講習を計画しました。雪の上の歩行やアイゼンをつけての歩行、ピッケルワーク、転倒時の初期制動や滑落停止技術、ラッセルなどについてです。縞枯山に登りつつ、途中で説明しながら実施しました。私が説明した時以外にもお客様は前を歩く私の足の運び方など見て覚えていただいたようです。
天気もよかったので縞枯山の展望台まで行ってみました。3月最初の雪で、樹にもだいぶん雪がつきました。久しぶりに冬の八ヶ岳らしい景色を堪能しました。
来年には赤岳にも挑戦してみたいとのこと。経験を積んでいろいろな山に登っていただきたいなと思います。

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